NTTデータ先端技術と日本CAは11月28日、アプリケーション性能管理ソリューションの提供で提携し、同日からサービスを開始した。この提携で、日本CAが提供するウェブアプリケーション性能監視ソリューション「CA Wily Introscope」を、NTTデータ先端技術が販売代理店としてライセンス販売、導入コンサルティング、統合システム構築、運用サポートを行う。
大規模システムをビジネスの基盤とする企業に広く導入されているCA Wily Introscopeの国内外での実績と、特に最近主流となっているJavaアプリケーションシステムの品質保証の強化を重要視していたNTTデータ先端技術の戦略が合致し、今回の提携に至ったという。
NTTデータ先端技術は、CA Wily IntroscopeでユーザーのJavaエンタープライズシステムに対して高品質な問題解決・安定稼動を実現するソリューションを提供する。また、同社の総合基盤ソリューション「NEOLYNO」へのCA Wily Introscopeの組み込み、親会社であるNTTデータのJava開発ソリューション「TERASOLUNA」に最適化された管理フレームワークの開発で、同社の高品質で低い総所有コスト(TCO)の情報基盤の一層の向上を目指す。
現在、システムは複雑化の一途をたどっており、特にウェブアプリケーションの利用が増加し、業務にとっての重要性も高まっている。そのためシステムの開発段階はもちろん、稼動後の本番環境においてもリアルタイムで稼働状況を監視し、トラブルの検出・切り分けを行い、的確に診断、対処することが企業システムにおいて最重要課題となっている。