NTTデータ先端技術と日本CA、アプリケーション性能管理分野で提携

吉澤亨史

2007-11-28 18:43

 NTTデータ先端技術と日本CAは11月28日、アプリケーション性能管理ソリューションの提供で提携し、同日からサービスを開始した。この提携で、日本CAが提供するウェブアプリケーション性能監視ソリューション「CA Wily Introscope」を、NTTデータ先端技術が販売代理店としてライセンス販売、導入コンサルティング、統合システム構築、運用サポートを行う。

 大規模システムをビジネスの基盤とする企業に広く導入されているCA Wily Introscopeの国内外での実績と、特に最近主流となっているJavaアプリケーションシステムの品質保証の強化を重要視していたNTTデータ先端技術の戦略が合致し、今回の提携に至ったという。

 NTTデータ先端技術は、CA Wily IntroscopeでユーザーのJavaエンタープライズシステムに対して高品質な問題解決・安定稼動を実現するソリューションを提供する。また、同社の総合基盤ソリューション「NEOLYNO」へのCA Wily Introscopeの組み込み、親会社であるNTTデータのJava開発ソリューション「TERASOLUNA」に最適化された管理フレームワークの開発で、同社の高品質で低い総所有コスト(TCO)の情報基盤の一層の向上を目指す。

 現在、システムは複雑化の一途をたどっており、特にウェブアプリケーションの利用が増加し、業務にとっての重要性も高まっている。そのためシステムの開発段階はもちろん、稼動後の本番環境においてもリアルタイムで稼働状況を監視し、トラブルの検出・切り分けを行い、的確に診断、対処することが企業システムにおいて最重要課題となっている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI 「Gemini」活用メリット、職種別・役職別のプロンプトも一挙に紹介

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. ビジネスアプリケーション

    急速に進むIT運用におけるAI・生成AIの活用--実態調査から見るユーザー企業の課題と将来展望

  4. クラウドコンピューティング

    Snowflakeを例に徹底解説!迅速&柔軟な企業経営に欠かせない、データ統合基盤活用のポイント

  5. ビジネスアプリケーション

    AI活用の上手い下手がビジネスを左右する!データ&AIが生み出す新しい顧客体験へ

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]