Adobe Systemsは3日(米国時間)、Flash Player 9の最新版となる「Flash Player 9 Update 3 (9.0.115.0)」を公開した。マイナーアップデートリリースだが、注目にしておきたい変更内容になっている。AdobeのProduct Manager for Adobe Flash Playerを務めるEmmy Huang氏は自身のブログにおいてその旨を述べている。
Update 3 (9.0.115.0)ではオーディオ/ビデオオプションにH.264/HE-AACコーデックサポートが追加されたほか、Mac OS X Leopardサポートの追加、Linuxにおけるフルスクリーンモードのサポート、各種パフォーマンス改善(レンダリングにおけるマルチコアサポートの実現、フルスクリーンモードにおけるハードウェアスケーリング機能の追加、マルチスレッドビデオデコーディングの実装、イメージスケーリングに新しいアルゴリズムを採用、SWFサイズとアプリケーションローディング時間を減少させるキャッシュの実装)が実現されている。
これ以外にバグも修正されており、アップデートをオススメしたい。