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Acopiaによるストレージ仮想化に大きな期待--F5のCEOが語る2008年の取り組み - (page 2)

山下竜大(編集部)

2007-12-25 20:40

シアトルの「ベストハイテク企業」がF5

 F5がこうした積極的な投資ができるのは、同社のビジネスが順調に成長しているためだ。2007年9月末で終了した同社の2007年度の第4四半期の売り上げは、対前期比10%増の1億4560万ドル。通年では、対前年比で33%増となる5億2570万ドルとなっている。

 「現在、19四半期連続で成長を続けている。債務は無く、5億ドルのキャッシュを持っている。これがAcopiaを2億1000万ドルで買収した後の数字であることが重要だ。さらに2008年度の第1四半期は、売上高が1億5400万ドルから1億5600万ドルを見込んでいる。近い将来には10億ドル企業を目指す」(McAdam氏)

 また本社のあるワシントン州シアトルにおいて、非常に高い人気を誇る企業であることもF5が高い成長率を維持できる理由のひとつだ。

 同社は2007年11月に発表された「Seattle Times」および「Seattle Post-Intelligencer」両紙が主催したオンライン人気投票において、「ベスト大企業」「ベストハイテク企業」「最もすばらしいオフィス」「最も珍しい福利厚生」の4部門でトップ企業に選ばれている。

 McAdam氏は、「スターバックスやマイクロソフト、ボーイングなど、シアトルには有名企業が多い。それにもかかわらず、F5がこれらの賞に選ばれたことは非常に名誉なことだ」と話している。

日本のパートナーは良いお手本

 日本市場についてMcAdam氏は、「非常に大きな可能性を感じている。特に、金融業界や自動車業界に大きなチャンスがある」と話す。中でも期待しているのが、日本のパートナー企業との関係強化だ。

 「日本のパートナー企業は、ロールモデル(お手本)になるくらいに優秀だ。日本のパートナー企業が素晴らしいのは、製品やサービスに対して高い品質を要求してくれることだ。我々の製品を顧客に提供する場合にも、きちんとしたテストを行い、確実に動作することを確認してから導入してくれる」(McAdam氏)

 同氏は、「2008年は、インターネット環境の最適化に加え、ストレージ環境の最適化も強化する。そのためには、高品質な製品を提供し、高い顧客満足度を実現できる体制をより一層強化していくことが重要だ。自信を持って提供できる製品やサービスにより、パートナー企業の利益にも貢献したい」と話している。

F5のJohn McAdam氏 F5の社長兼最高経営責任者(CEO)であるJohn McAdam氏。

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