F5ネットワークスは12月17日、ファイル仮想化ソリューション「F5 Acopia ARXシリーズ」の国内販売を開始することを発表した。同製品は、2007年9月13日に買収が完了したAcopia Networksの製品をF5ブランドで提供するもの。税別価格で660万円より。
F5 Acopia ARXシリーズは、企業やサービスプロバイダーにおけるファイルストレージインフラストラクチャが抱えるさまざまな問題を解決する製品。インテリジェントなファイル仮想化技術により、これまで手動で行われていたファイルストレージ管理の大部分を自動化する。
また、クライアント要求、リソース容量、ネットワークの状態をリアルタイムにモニタリングし、ダイナミックに応答。データのマイグレーション、自動ストレージティアリング(階層化)、データレプリケーション、ダイナミックな負荷分散のオフロードなどの機能も提供する。
これにより、効率的なファイルストレージリソースへのアクセスを可能にし、データ移行や拡張などのストレージ管理に必要とされる処理を簡略化、ストレージ導入コスト、運用コストを削減することができる。
同製品は、デジタルテクノロジー、伊藤忠テクノソリューションズ、NTTアドバンステクノロジ、東京エレクトロン デバイス、テクマトリックス、三井情報の各社から提供される。