NECは1月15日、ワンセグ視聴者がデータ放送内のSNSコンテンツから番組にリアルタイムに参加可能なシステムを、テレビ新広島(TSS)に導入したことを発表した。新システムはTSSが放送する深夜生番組「デジ生!バなな調査団」のワンセグデータ放送サービスとして2008年1月16日から本格的に稼動する。
今回、NECが構築したシステムの特長は、次のとおり。
- 視聴者がワンセグ対応携帯電話を利用して、番組を見ながらSNSにログインできる。
- SNSに書き込まれた特定ユーザーの日記をリアルタイムに閲覧できる。
- 閲覧している日記に対して視聴者がデータ放送内でダイレクトにコメントを書き込める。
- 視聴者がワンセグデータ放送からアンケートに投票し、その結果をリアルタイムに反映できる。
同システムは、SNSを中核としたウェブツールをSaaS型で提供するNECのSNS構築/運用サービス「Social Tool Mart」を利用して構築されている。