Microsoftのチーフソフトウェアアーキテクトを務めるRay Ozzie氏は結局、「Microsoft Mix ‘08」カンファレンスで講演する予定である。
Microsoftが昨年初めてMixカンファレンスの基調講演者のラインナップを発表した際には、驚くべきことに、 Ozzie氏の名が講演者リストのどこにも見あたらなかった。筆者が「驚くべきことに」というのは、MixはMicrosoftにとって今年最大のWeb 2.0ショーケースであるためだ。(そしてOzzie氏は、MicrosoftをWeb 2.0の世界に導くことに携わっている人物である。)
しかしLiveSide.netが発見したとおり、Ozzie氏はこのMicrosoftのカンファレンス開催中に、ジェネラルマネージャーを務めるScott Guthrie氏とともにステージに登場する予定となった。Mix ‘08は、米国時間3月5〜7日にラスベガスで開催される。
MicrosoftのVisitMixブログによると:
「Ray氏はMicrosoftが世界クラスのウェブ技術やツールを提供するためのプラットフォーム全体に引き続き投資することについて話す予定である。「Silverlight」「IE」そしてその他多くを分かち合うことについて、かなり沸き立っている。」
Ozzie氏が典型的に講演しそうなのは、いつもの大局的な「Software+Services」戦略であるが、それ以外にも同氏が話せる内容は色々とある。Microsoftが「FeedSync」(Ozzie氏が支援する「Simple Sharing Extensions」を改称したもの)技術で具体的に何をするつもりなのかについて、説明する良い機会であるようにみえる。あるいはもしかしたらOzzie氏は、いまだ未発表のMicrosoftのサービスまたは技術「Horizon」にもう少し光を当てるかもしれない。これは「Windows Live Core」の一部を成すかもしれない。
読者は今年のMixではOzzie氏から何の話を聞きたいか?
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ