ロココは、「Adobe InDesign」と連携して利用できる自動組版ソフトウェアの新バージョン「METAWORKS 3.5」を、2月15日に発売すると発表した。
METAWORKSは、従来の自動組版システムの問題とされていた、イニシャルコストの高さや、操作方法や習得のコストを削減することを目的に開発が行われているソフトウェア。画面上のアイコンを線でつなげる操作によって、データソースとInDesignのテンプレートを結びつけ、思い通りのテキスト処理や高度なレイアウトの自動組版を容易に実現できるという。
新バージョンでは、これまでに寄せられたユーザーからの要望をもとに、表組みやテキスト処理、文字スタイル変換など、従来の機能の拡張を行った。また、開発者向けAPIの公開、InDesignスクリプトとの連携機能などにより、ユーザー自身が低コストでMETAWORKSのカスタマイズを行うことが可能になっている。
METAWORKS 3.5の価格は、データソースとしてCSV、XML、Excelデータが利用でき、ダイレクトメールやチラシなどの作成に適した「Limited」版が39万8000円。Access、FileMaker、MySQL、Oracle、MS SQL Server、Cyber Luxeonなど、各種データベースとの接続に対応し、カタログやパンフレットなどの作成に適した「Standard」版が79万8000円。
なお、2008年2月6日から3月31日のまでの期間限定で、特別価格キャンペーンを行う。キャンペーン価格は、Limited版が9万8000円(1年限定ライセンス)、Standard版が59万8000円。