Microsoftは米国時間2月12日、2月のセキュリティ情報を公開した。今回のセキュリティ情報には、深刻度が「緊急」のものが6件、「重要」のものが5件と計11件が含まれている。先週予告されたセキュリティ情報のうち1件が未公開となった。ほとんどの「緊急」レベルのパッチは「Microsoft Office」に関するものだが、2件のパッチが「Office for Mac 2004」に、1件が「Visual Basic 6」に影響を与える。
「重要」レベルのパッチは、主にインターネットサービス関連となっている。1件のパッチが「Windows Vista」のアップデートに特化しているが、Windows Vista関連のアップデートは、公開が消費者向けには3月中旬から下旬に予定されているWindows Vista Service Pack 1(SP1)にすべて含まれる予定。
Microsoftでセキュリティレスポンスコミュニケーションを担当するTim Rains氏は、「Windows Vista SP1とWindows Server 2008は、今回のセキュリティ情報による影響をまったく受けない」とユーモラスに述べた。その理由は、これら製品がまだ利用可能となっていないためだ。WindowsやOffice向けにMicrosoftが提供する全パッチはMicrosoft Update、または、各セキュリティ情報のページから入手できる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ