Mozilla Foundationの新組織Mozilla Messagingは、インスタントメッセージング(IM)ソフトウェアの開発に「興味を持っている」と同組織最高経営責任者(CEO)が明らかにした。
Mozilla MessagingのCEOであるDavid Ascherは英国時間2月18日、同組織がIMソフトウェアおよびIM製品をMozillaの次期電子メールクライアント「Thunderbird 3」に組み込む手段を開発する可能性があることをZDNet.co.ukに語った。
「Mozilla IMクライアントに統合できるオープンソースのIMライブラリはある」とAscher氏は語る。「IMは面白い技術だ。われわれは、電子メールにIM機能を組み込むことも考えている」(Ascher氏)
Ascher氏によると、いかなるIM機能も、Mozilla開発のものも含むオープンソースのIMクライアントやGoogleが開発しているようなオープンスタンダードのIMクライアント、さらには、AOL製のようなプロプラエタリなIMクライアントとの相互運用性が完全に確保されるという。
「ユーザーチョイスと相互運用性を実現する方法が存在することになるだろう」とAscher氏は述べる。
Ascher氏は、電子メールとIMアーカイブの両方をThunderbirdで検索できるようにしたいとも述べる。
「われわれがThunderbirdに望むのは、共通アーカイブの検索が可能な、良い検索システムを装備することだ」とAsher氏は述べる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ