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BtoCへ拡大する帳票世界を後押し--インフォテック・アーキテクツ:実は重要な帳票(6)

宍戸周夫(テラメディア)

2008-02-27 18:30

PostScriptがきっかけ

 インフォテック・アーキテクツの帳票開発・運用ソリューションは「Create!Form」。同ソリューションについて、同社の創業者で代表取締役の江崎正義氏は、「既存システムからウェブシステムまであらゆる環境・業務に利用できる帳票ツールです。お客様のシステム、アプリケーションから呼び出す形でご使用になれます。どのようなプラットフォームでも、どのような帳票にも対応できますというのがCreate!Formの最大の特徴です」とアピールする。

 同製品が生成する帳票カテゴリは大きく分けて、事務処理的な帳票、ビジュアルな帳票、さらにそれを複合的にした帳票の3つである。いずれも、Windows、UNIX、Linuxなどマルチプラットフォームに対応している。

 Create!Formが誕生したのは15年前。IBMのOSやマイクロソフトのWindows、そしてまだ科学技術計算用OSの色彩の強かったUNIXなどに対応したページ記述言語のPostScriptを使ってプリンタへ印刷を行うという目的があった。それまでのコンピュータはページプリンタが中心だったが、当時、標準的なOSのもとで自由に帳票を作成できる環境が整ってきた。それが創業のきっかけだ。

 その後インターネットが普及し、帳票の電子化が始まる。さらにPDFが出てきて、これを中心にウェブをベースにした電子帳票が増えてくる。それに伴いCreate!Formも次々と機能を拡大。現在では、帳票の種別やプラットフォーム、そして使われ方に合わせた多様な製品ラインアップを用意するまでになった。

 これらの製品はほとんど、ランタイムとしてシステムインテグレータ(SIer)などが開発するシステムに組み込まれてエンドユーザーに提供される。同社テクニカルグループ プロダクトソリューション マネージャの尾河昌和氏はこう説明する。

 「当社の製品は帳票サーバのようなものではありません。PDFやプリンタ出力へのバリエーションに合わせたモジュールという形で提供しており、ユーザー企業のシステムに、この帳票出力エンジンを組み込むという形態になっています」

 江崎氏が言葉を続ける。

 「われわれの直接のお客様はSIerです。システムパッケージに組み込んでいただき、その先にエンドユーザーがいるという形です。ですので、エンドユーザーの方には、当社のシステムを使っていることを意識していない方もいます」

江崎正義氏 「どのようなプラットフォームにも、どんな帳票にも対応できるのが特徴」と語る江崎氏

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