この1年、「OpenSocial」「OAuth」「OpenID」などのオープンスタンダードは、ソーシャルメディアデベロッパーたちの間で最も白熱した議論となり、2月に開催された「Future of Web Apps」などのカンファレンスでも話題の中心となった。一部の大手テクノロジ企業が、こうした従来草の根的に進められてきたプロジェクトに着目し、参加するようになったことから、これらはYahooやGoogleなどから財政支援を受けるに止まらず、新たな存在意義を獲得するに至っている。
しかし、報道陣やアナリストらが参加して25日に開かれた電話会議で、Yahoo、Google、MySpaceの幹部は、Googleが「OpenSocial」の商標権の取得およびウェブサイトの所有権を放棄する意向である点を挙げ、OpenSocial Foundationは独立した組織になると明言した。
GoogleのJoe Kraus氏は電話会議で、「これはOpenSocialが目指すべき方向に向け踏み出した次の1歩だ。なぜなら、OpenSocialはコミュニティー主導の仕様であるからだ」と述べた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ