編集部からのお知らせ
新着特集PDF「IOWN構想のNTT」
おすすめ記事まとめ「ランサムウェア」

時代遅れになったポートたちトップ10 - 6/11

文:Ian Morris(crave.cnet.co.uk) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子

2008-04-15 08:00

 生存競争に生き残り、使い続けられるポート、そしてケーブルを抜かれ、退役させられるポートというものは、一体誰が決めるのだろうか?ガジェットの運命を左右する気紛れな女神は、あらゆる要素を見て総合的な判断を下しているわけではないため、最悪とは言えないのものでも消え去ってしまうことがしばしばある。ここでは、一時的にもてはやされ、話題に上ったものの、技術進化の表舞台から姿を消すことになった可哀想な、そして嘆き悲しむべき時代遅れのポートを10個まとめている。  われわれは毎日、何かをどこかに差し込んでおり、その度に「これは便利だし、実際によく出来ている」と思ったり、「どうして端子の多いポートって、こんなに固くはまってるんだ?」と思ったりしているはずだ。そこで本記事では、世の中から必要とされなくなった入力ポートに対するお別れの儀式を執り行いたいと思う。みなさんもふるってご参加いただきたい。  ここに紹介するポートはいずれも、われわれのお気に入りだからという理由や、その悪口を言うのが大好きだからという理由で選ばれたものである。その中には、あなたが同意できないというものもいくつか含まれているはずだ。そういった際にはコメント欄で熱弁をふるうなり、われわれの書き手としての力を一から問い詰めてみたり、テクノロジについての記事を書く権利の剥奪を画策したりしてほしい。また、この特集を楽しむことができた、頭のスイッチング速度が高速な方は「Top ten off switches(スイッチを斬る!トップ10)」(http://crave.cnet.co.uk/0,39029477,49293357-1,00.htm)も楽しめるかもしれない。  では、歴史の闇の彼方に消え去ってしまった、あるいは消え去りつつある、お気に入りのポートをめぐるツアーに出かけることにしよう。
SCART:
 なぜだか判らないが、われわれヨーロッパの人間はRCAコネクタへの忠誠を拒み、そしておそらくはコンポーネント式ビデオへの緩やかな移行を目論んで、DVDプレーヤーやその他の機器からのビデオ信号をテレビに送り込むためのまったく新たな方式を創り出すことに決めたのだ。ただ残念なことに、その規格策定をフランスに任せてしまった結果、SCARTなどというものが出来上がってしまったわけである。

 Comite' Europe'en de Normalisation Electrotechnique(欧州電気標準化委員会)と呼ばれる団体によって策定されたSyndicat des Constructeurs d'Appareils Radiore'cepteurs et Te'le'viseurs(ラジオ受信機およびテレビ受像機の機器製造を行う企業連合)、すなわちSCARTという規格は、接続時の混乱を緩和するという目的を持ったものである。このソケットは、まったくもって馬鹿げたその名前にもかかわらず、かなり優れたアイデアに基づいている。必要となりそうなありとあらゆる接続を1本のケーブルにまとめ、すべての電化製品にそのソケットを装備するよう、メーカーに強制したのだ--ここヨーロッパにおいては、すべてのテレビにSCARTソケットを少なくとも1つ装備することが義務付けられている。

 SCARTの最もまずい点を挙げるとすれば、接続したい形式の信号がどの出力ソケットやケーブルにつながっているのかを見分けることができないという点に尽きるだろう。このため、出力がRGBビデオに対応していても、ケーブルが結線されていなという可能性も出てくるのだ。また、安価なケーブルは使用に耐えがたく、画質が著しく損なわれる一方、高価なケーブルのほとんどはボッタクリ価格となっていることも頭にくる点だ。そう、それからSCARTケーブルは、アリほどの重さのものが上に乗っただけでテレビの背面から抜け落ちてしまうのである。

 SCARTは、デジタル版のSCARTとも言えるHDMIに取って代わられつつある。しかし、HDMIはどの側面を見てもうっとおしく信頼できない代物となりかねないものなのである。

SCART:
 なぜだか判らないが、われわれヨーロッパの人間はRCAコネクタへの忠誠を拒み、そしておそらくはコンポーネント式ビデオへの緩やかな移行を目論んで、DVDプレーヤーやその他の機器からのビデオ信号をテレビに送り込むためのまったく新たな方式を創り出すことに決めたのだ。ただ残念なことに、その規格策定をフランスに任せてしまった結果、SCARTなどというものが出来上がってしまったわけである。

 Comite' Europe'en de Normalisation Electrotechnique(欧州電気標準化委員会)と呼ばれる団体によって策定されたSyndicat des Constructeurs d'Appareils Radiore'cepteurs et Te'le'viseurs(ラジオ受信機およびテレビ受像機の機器製造を行う企業連合)、すなわちSCARTという規格は、接続時の混乱を緩和するという目的を持ったものである。このソケットは、まったくもって馬鹿げたその名前にもかかわらず、かなり優れたアイデアに基づいている。必要となりそうなありとあらゆる接続を1本のケーブルにまとめ、すべての電化製品にそのソケットを装備するよう、メーカーに強制したのだ--ここヨーロッパにおいては、すべてのテレビにSCARTソケットを少なくとも1つ装備することが義務付けられている。

 SCARTの最もまずい点を挙げるとすれば、接続したい形式の信号がどの出力ソケットやケーブルにつながっているのかを見分けることができないという点に尽きるだろう。このため、出力がRGBビデオに対応していても、ケーブルが結線されていなという可能性も出てくるのだ。また、安価なケーブルは使用に耐えがたく、画質が著しく損なわれる一方、高価なケーブルのほとんどはボッタクリ価格となっていることも頭にくる点だ。そう、それからSCARTケーブルは、アリほどの重さのものが上に乗っただけでテレビの背面から抜け落ちてしまうのである。

 SCARTは、デジタル版のSCARTとも言えるHDMIに取って代わられつつある。しかし、HDMIはどの側面を見てもうっとおしく信頼できない代物となりかねないものなのである。

提供:crave.co.uk

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]