サン・マイクロシステムズは4月18日、取締役会の決議に基づき、日本法人における代表取締役にSun Microsystemsアジアパシフィック業務執行責任者兼アジアサウス法人社長のLionel Lim氏が就任する人事を4月16日付けで実施したと発表した。
同社によると、今回の代表取締役人事は、アジアパシフィック地域の重要な戦略拠点である日本法人のさらなる飛躍に向けて実施されたものという。

Lim氏は、メルボルン大学で電子工学の学位を取得後、Hewlett Packardで上級経営管理職を歴任し、1988年にSun Microsystemsに入社した。現在52歳。日本法人社長に就任後も、アジアパシフィック業務執行責任者兼アジアサウス法人社長として引き続き同地域の経営にあたる。世界的にも急成長を遂げているアジアパシフィック地域でのビジネスをリードしてきた経験より、日本でのビジネスが効率的に実施されるようアジアパシフィックや米国本社との連携をさらに強化し、日本の顧客に最適なソリューションを提供するよう務めるとしている。
なお、前代表取締役社長の末次朝彦氏は、新しいマネジメントチームが日本でのビジネスを円滑に進められるよう、今後も新社長をサポートするという。