フォトレポート:時代を振り返る--ビンテージPCコレクション(1984〜1989年) - 21/21

文:Bill Detwiler(TechRepublic)
翻訳校正:ラテックス・インターナショナル、編集部

2008-05-27 07:00

 ジョージ・オーウェルが描く全体主義的な未来の年が過ぎ去ると、PCテクノロジは史上初のGUIが登場するなど大きく前進した。このフォトレポートではSteven Stengel氏のビンテージコンピュータのコレクションから1984〜1989年のマシンを何機種か紹介する。Stengel氏は自身の写真や説明文を再出版することに快く同意してくれた。  各マシンの詳細な説明や追加の写真については、Stengel氏のコレクションサイト(oldcomputers.net)で見ることができる。
 Atariは長年にわたってポータブル型の「Atari ST」コンピュータシステムの構想を練っていたが、実際に発売されたのはようやく1989年も年末にさしかかってからのことだった(1989年12月9日)。「Atari Stacy」は最終的にFCCから認可を得ることができた。

 もともとは12個の単2電池で駆動する設計だったが、結局は長時間Stacyを動作させるには不十分であることが判明した。4MバイトのRAMとハードディスクを搭載しており、バッテリの寿命は15分が限界だった。さらに外部電源パックを含めたStacyの重量は15ポンド(7kg)であり、持ち運ぶのにはいささか不便だった。

 Atariは長年にわたってポータブル型の「Atari ST」コンピュータシステムの構想を練っていたが、実際に発売されたのはようやく1989年も年末にさしかかってからのことだった(1989年12月9日)。「Atari Stacy」は最終的にFCCから認可を得ることができた。

 もともとは12個の単2電池で駆動する設計だったが、結局は長時間Stacyを動作させるには不十分であることが判明した。4MバイトのRAMとハードディスクを搭載しており、バッテリの寿命は15分が限界だった。さらに外部電源パックを含めたStacyの重量は15ポンド(7kg)であり、持ち運ぶのにはいささか不便だった。

提供:Steven Stengel

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