ツネイシ、オラクルのERP「JD Edwards EnterpriseOne」で連結会計システム刷新

田中好伸(編集部) 2008年05月20日 20時55分

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 日本オラクルはこのほど、広島県福山市に本拠を置くツネイシホールディングスの常石造船カンパニーがオラクルのERP「JD Edwards EnterpriseOne」を活用して連結会計システムを刷新したことを発表した。

 常石造船カンパニーをコアカンパニーとするツネイシホールディングスは2007年1月にグループ内の11社と合併。現在は造船、海運、サービスの3事業を柱とする複合的企業グループとなっている。従業員数は1943人、951億円(常石造船カンパニー、2006年4〜12月)という売上高を誇っている。常石造船カンパニーの竣工量は世界第5位となっている(2006年度)。

 グローバル競争が厳しくなるなかで、同グループが11社と合併するという改革に踏み切ったのは、競争力を強化し、収益力を向上するにはグループ統合経営が不可欠と判断。その中でグループ統合経営を実際に展開していくには、グループ統合の機能を持つ会計システムが必要として2006年初めにJD Edwards EnterpriseOneを活用した統合会計システムの再構築に着手している。

 従来のグループ各社では、それぞれ個別の会計システムを運用、そのため連結会計の処理に時間がかかっていた。そこで、グループ内の会計処理を共有センターに集約するために、経理をはじめとする間接業務を担う「ツネイシビジネスサービスカンパニー」という事業部組織を新設して、JD Edwards EnterpriseOneの採用に至っている。

 ツネイシホールディングスは、ERPパッケージを選定する際にグループ統合経営を視野に入れたマルチカンパニー対応、システムの柔軟性、短期間での導入実現、サポートサービスなどを重視。特にJD Edwards EnterpriseOneのマルチカンパニー機能が持つ設定の汎用性は、製造業からサービス業まで規模の異なる業種・業態の集まった同社にとって最適なものと判断しているという。

 新会計システムは、2007年1月に稼働を開始、一般会計、債権管理、債務管理、固定資産管理、原価計算の領域をほぼ一元管理、専門ソフトと連携させることで、グループ連結会計を実現している。

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