一方のone-X Portal 1.1は、この3月に発表されたone-X Portal 1.0.1にプレゼンス機能を追加したもの。エンドユーザーはソフトをインストールすることなくウェブブラウザでログインするだけで利用できる。また、同社のIPテレフォニーサーバ「Avaya Communication Manager」の機能を利用することで、コールバック方式でIP電話をかけることができる。
価格はone-X Communicatorが1ライセンス72ドルから、one-X Portal 1.1が68ドルから、となっており、Intelligence Presence Serverは無償となっている。いずれも2008年下半期に提供開始の予定だ。
また同日に発表されたウェブ会議用ソフト「Avaya Meeting Exchage Express」は、最大300ユーザーが同時に接続、ウェブ会議を開催できるというものだ。
通信事業者が提供する電話会議サービスと同等のレベルの機能を提供できるMeeting Exchage Expressは、電話会議機能のほかに、アプリケーション共有、IM、ホワイトボード、デスクトップ共有などの一般的なウェブ会議システム機能を利用することができる。
IBMのIMソフト「IBM Lotus Sametime 7.5」と統合可能なことで、エンドユーザーは使い慣れたインターフェースでウェブ会議に接続できる。また、プラグインをインストールすれば、「Microsoft Outlook」の予定表での会議設定から、Meeting Exchage Express上での会議予約、会議参加者への会議通知を送信することが可能になっている。
Meeting Exchage Expressの提供開始は6月末からであり、ソフトウェアの価格は1ライセンス60ドルからとなっている。