CBSは米国時間6月30日、CNET Networksの買収を完了したと発表した。買収金額は18億ドル。CNET News.comなどを運営するCNET Networksを獲得することにより、CBS Interactiveの業務は5つの分野に拡大することになる。
今後、CBS Interactiveが手がけるのはテクノロジ、エンターテインメント、スポーツ、ニュース、ビジネスの5分野。これまでCBS Interactiveの社長を務めてきたQuincy Smith氏が最高経営責任者(CEO)に、CNET NetworksのCEOを務めてきたNeil Ashe氏が社長に就任する。
CBS Interactiveがテクノロジ分野として扱うサービスはCNET.com、CNET Reviews、Download.comなど。エンターテインメント分野として提供するサービスはTV.com、GameSpot.com、Chow.com、CBS.com、TheInsider.com、Last.fm、CBS Audience Network、スポーツ分野として提供するのはCBSSports.com、CBSCollegeSports.com、NCAA.comとなる。
また、ニュースの分野では、テクノロジニュースを扱うCNET News.comと、国際的なニュースやイベントを扱うCBSNews.comを統合する予定。ビジネス分野が取り扱うのは、ビジネス関連コンテンツを支えるBNET.comや、大企業向けの技術情報を扱うZDNet、TechRepublicとなる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ