編集部からのお知らせ
「ZDNet Japan Summit」参加登録受付中! 
新着記事集:「負荷分散」

米ヤフー、アイカーン氏とMSによる共同提案を拒絶

文:Dawn Kawamoto(CNET News.com) 翻訳校正:編集部

2008-07-14 12:17

 Yahooは米国時間7月12日夜、Microsoftと投資家Carl Icahn氏による11日夜の共同買収提案を拒否したと発表した。同提案では、「組織の再構築」とYahoo検索事業のMicrosoftへの売却が提案されていた。

 11日夜に出された共同提案に対し、Yahooは24時間以内に受諾または拒否の回答をすることが求められていた。同提案は、MicrosoftがYahooの検索事業を買収することと、Yahooが取締役会役員をIcahn氏が指名する異なる意見を持つ候補者らに一新し、その新しい役員らがYahooのその他の事業を運営することを求めるものであった。

 12日午前の時点でMicrosoftからのコメントを直ちに得ることはできなかった。

 Yahooの取締役会は、同社法律および財政顧問らとの協議の後、以下のような理由に基づき同提案を12日夜に拒否した。

 Yahooの既存事業および、最近のGoogleとの提携には優れた経済的価値があり、MicrosoftおよびIcahn氏の提案ほど複雑ではなく、またそれほどのリスクも伴わない。

 MicrosoftおよびIcahn氏の提案は、Yahoo全社をコントロールプレミアムも含めた適切な価格で売却する可能性を排除するものである。

 MicrosoftおよびIcahn氏が主張する1株あたりの全体的な価値の大部分を占めるのは、Yahooの検索以外の事業である。Icahn氏が指名する役員候補者らは実質的にYahooの事業に関する具体的な知識を持たないため、これらの事業を軽視する可能性がある。

 MicrosoftおよびIcahn氏の提案は、現在の取締役会を直ちに更迭し、Yahoo経営陣を退任させることを求めるものである。そのような動きは、手続きに従った承認を得るまでの最大1年間に及ぶ期間、Yahooを不安定にするものであるとYahoo取締役会は考える。

 Yahooは今回の提案を拒絶するにあたり、Microsoftに対し、同社全体を1株33ドル以上で売却する意志があり、Yahoo取締役会は8月1日の年次株主総会の前にそれを交渉および実施することが可能であると考えていることを伝えた。またYahooはMicrosoftに対し、「検索のみに関する取引」についても交渉する意志があることも伝えたと述べた。

 しかしMicrosoftはそのいずれの提案も拒否したと、Yahooは述べた。

 Yahooは、今回の提案においてMicrosoftとIcahn氏が提示した金銭的条件については明らかにしなかった。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    Google Cloudセキュリティ基盤ガイド、設計から運用までのポイントを網羅

  2. セキュリティ

    仮想化・自動化を活用して次世代データセンターを構築したJR東日本情報システム

  3. ビジネスアプリケーション

    スモールスタート思考で業務を改善! 「社内DX」推進のためのキホンを知る

  4. セキュリティ

    Emotetへの感染を導く攻撃メールが多数報告!侵入を前提に対応するEDRの導入が有力な解決策に

  5. セキュリティ

    偽装ウイルスを見抜けず水際対策の重要性を痛感!竹中工務店が実施した2万台のPCを守る方法とは

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]