EU、インテルを新たな独禁法違反問題で告発

文:Erica Ogg(CNET News.com) 翻訳校正:湯木進悟 2008年07月18日 06時25分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 欧州委員会(EC)は現地時間7月17日、Intelに対する独占禁止法違反訴訟の拡大を正式に明らかにした

 ECの公告は、Wall Street Journal(WSJ)が15日夜に流した報道を裏付けるものとなる。

 17日に提出されたEC側の訴状では、Intelが欧州の小売業者に対し、主にライバルであるAdvanced Micro Devices(AMD)のプロセッサを購入しない見返りとして報奨金を申し出るなど、欧州チップ市場における独占的立場を濫用したとして、新たに3件の告発が追加されている。

 Intelは、「主要なOEMに対して」AMD製のCPUを搭載する製品の発売を遅らせるように、金銭的な見返りを提供したほか、同じくOEMに対して、Intel製のCPUのみを購入する場合に、「相当な」リベートを支払ったとして、告発されている。

 Intelは、17日午後に「われわれは、ECが新たな異議通知書(Statement of Objections)を出す決定を下したことに対して、自然な反応として失望している。ECが2度も異議通知書を提出したことは、Intelが公正なる市場競争を展開し、消費者にとっては値下げにつながるディスカウント価格での製品提供を行うことを妨害しようとする、AMDの見解を支持する姿勢を、ECが見せていることを示唆する」との声明を発表した。Intelは、告発の内容を精査し、反論する予定であることも明らかにしている。

 Intelには、8週後に開始される審理までに、反論する機会が差し伸べられている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連キーワード
経営

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
デジタル“失敗学”
コンサルティング現場のカラクリ
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
ネットワークセキュリティの要諦
セキュリティの論点
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
吉田行男「より賢く活用するためのOSS最新動向」
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
日本株展望
企業決算
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]