#7:バッテリが取り外せない
iPhoneのバッテリはハンダ付けされており(訳者注:iPhone 3Gではハンダ付けされていないものの、ユーザーによるバッテリ交換は想定されていない)、遠く離れたところにいる、権限を与えられたAppleエンジニアのみしか取り外すことを許されていない。そして、バッテリ交換は保証期間を過ぎれば有償となるのだ。予備のバッテリを携帯できるようになれば便利だろう--YouTubeで「レゴ版スター・ウォーズ」を観ている時にバッテリ警告が出てきた場合、特にそう感じるはずだ。
#8:プリペイド契約が用意されていない--今のところは
英国では近々、プリペイド契約が開始されるが、ここ米国ではまだ開始されていない--米国ではおそらく、クリスマスまで待つ必要があるだろう。クリスマスまでだ!また、プリペイド契約の料金も明らかにされていない。しかし、iPhoneの月額料金がまだ高めであり、キャリアが1社に限定されているという現状を考えると、他の方法でiPhoneユーザーになれるというのは素晴らしいことだろう。
#9:VoIPクライアントが組み込まれていない
第一世代のiPhoneでVoIP通話を行おうとすると、PC上でサードパーティのVoIPクライアントを実行し、それをリモートから使用するという複雑で面倒な仕掛けを用意する必要がある。これが理想的な姿であるとは到底言えない。Steve Jobs氏よ、人々はVoIPを使用したいと望んでおり、それを阻もうとすることで彼らに面倒をかけているという事実に向き合ってほしい。
#10:カラー選択の幅が限られており、ストレージ容量も十分ではない
iPhone 3Gでは、8Gバイトモデルの色はブラックのみであり、16Gバイトモデルのみ、ブラックとホワイトの2色から選択することができる。携帯ライフを彩るグリーンもブルーも、レッドもないのだ。ピンクもない--<皮肉>このことから察するに、Appleは女性を顧客対象として見ていない皮肉>。しかし、Jobs氏は次回のMacworldにおける基調講演を盛り上げるために、隠し球を用意しておこうとしているのだとも考えられる。ついでに言えば、iPod Touchには32Gバイトモデルがあるにもかかわらず、iPhoneには8Gバイトと16Gバイトのモデルしかないのだ。ストレージ容量が32GバイトのiPhoneはどうなっているのだろうか?
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ