H.264ベースの独自方式採用した会議システム提供--1カ月1万5000円

田中好伸(編集部)

2008-07-28 17:17

 韓国DideoNETの日本法人であるDideoNET-JAPANは7月28日、動画エンコード方式「H.264」をベースに独自のコーデック方式を採用したタイムシェア(時間貸し)方式のテレビ会議システム「SUGU MEET」の提供を開始したことを発表した。

 SUGU MEETはASP方式で提供され、必要な時間だけ使用できる。利用価格は、1カ月に16時間までの使用で1万5000円となっている。

 SUGU MEETのコーデック方式は、H.264をベースにした「SMV2」と呼ばれる独自のコーデック方式を採用。これにより、既存サービスと比べて2ランク上の画質を実現しているという。遅延も2秒以内と、従来のものと比べて少ないと同社では説明している。画質のビットレートは100kbps〜300kbps、1秒間あたりのフレーム数は30となっている。

 ASP方式を採用することで、初期の高額の投資設備が不要。1回2時間で、1カ月8回会議を開催することを想定して、16時間までの使用で1万5000円という価格を設定している。ユーザーIDの発行は無料、無制限であることから、運用条件によるコスト増を心配することもないとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]