編集部からのお知らせ
「ZDNet Japan Summit」参加登録受付中! 
新着記事集:「負荷分散」

MS、大手顧客向けの先行的サポートプラン「Premier Ultimate」を開始

文:Mary Jo Foley(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:菊地千枝子

2008-08-19 04:18

 MicrosoftはPremierサービスのラインナップに新たなハイエンドのサポートオプションを追加する予定である。これは是正的というよりも「先を見越した」サポートに注力するものである。

 8月18日より世界的に提供されはじめるこの新サービス「Premier Ultimate」は、同社の最大手顧客を対象にしている。新プログラムを通して、Microsoftは顧客とともに提案されたサービス一式を含む3年間のロードマップを作成する。事後のサポートは、「必要に応じて」提供されるようなものになると、MicrosoftのSupport and Health Servicesジェネラルマネージャーを務めるCharlie DeJong氏は述べている。

 Premier Ultimateに登録した顧客は、無制限の問題解決サポート(何らかの不特定の制限があるかもしれない)に加え、IT健全性評価、アカウント管理(オンサイトおよび専用の)、24時間体制で年中無休のサービスが提供されるとMicrosoftは述べている。

 「われわれは徐々に、もっと先を見越したサービスを受ける顧客のほうが、満足度が高く、健全であり、そのチャージモデルにおいて事後サービスの必要性が低くなっていることがわかってきた」とDeJong氏は述べた。

 Microsoftのライセンシング専門家であり.NET(net) Inc.のシニアバイスプレジデントであるScott Braden氏は、一見したところ、この新プログラムはMicrosoftにとって賢明な動きのようだと述べた。

 「多くの顧客は従来Premierが採用してきた時間単位または事件ごとのサポートモデルについて不満をもらしていた。なぜなら反応的あるいは不具合修正のための技術的サポートの必要性を予測するのは困難であり、また顧客がすべての時間と事件を使い果たした場合、さらに購入が必要となることが問題となるためである。このPremierの新しい『先を見越したサービス』分野は、MSFTが最近アカウントに売り込んでいる『Infrastructure Optimization』のひとつのバージョンのように聞こえる。これはベストプラクティスの成熟度評価と勧告をMicrosoftナイズしたバージョンである。この文脈ではぴったり合っているようだ。

 「『無制限の』サポート(本日の発表で言及された)については、実際の契約書の言葉づかいと価格設定を見るまで待つとしよう。Microsoftのパターンは、Premier Agreementsに大量の『アカウント管理』と、他の非サポート時間を詰め込み、それにより実際の技術サポート時間の末端価格が非常に高いレートになるのだ。」

 Microsoftは新たなUltimateサービスをこの1カ月かけて顧客4社にパイロットサービスを提供していたと、DeJong氏は述べた。そしてこの新プログラムに関心を寄せる顧客が30社以上控えているとも付け加えた。

 全てではないが一部の顧客は、この新プランで他社より高い料金を支払うことになることを、Dejong氏は認めた。(Premier Ultimateには定まった料金スケジュールはないと、同氏は述べた。各契約はカスタマイズされているという。)一般的なルールはこうである:「健全性が増すほど、全体として支払う料金が少なくなる」とDeJong氏は述べた。

 現在Microsoftは、同社製品に属する製品に対する方策しか提案していない(ただし顧客は競合他社の製品に対するMicrosoftによるサポートを望む場合、「アドオン」を購入することができる。)しかし、いつかある時点でMicrosoftは非Microsoft製品に対するサポートをPremiere Ultimateプランの一部として対応することを選ぶかもしれない、とDejong氏は述べた。しかし当面は、MicrosoftのPremiereチームは混在した環境をサポートする際には他ベンダーと協力する。

 MicrosoftのパートナーもまたPremier Ultimateプランには含まれず、「そもそもそうするつもりがあるかもわからない」という。本サービスを直接顧客に提供するのは、MicrosoftのPremiere Field EngineeringとTechnical Support Engineerである。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    Google Cloudセキュリティ基盤ガイド、設計から運用までのポイントを網羅

  2. セキュリティ

    仮想化・自動化を活用して次世代データセンターを構築したJR東日本情報システム

  3. ビジネスアプリケーション

    スモールスタート思考で業務を改善! 「社内DX」推進のためのキホンを知る

  4. セキュリティ

    Emotetへの感染を導く攻撃メールが多数報告!侵入を前提に対応するEDRの導入が有力な解決策に

  5. セキュリティ

    偽装ウイルスを見抜けず水際対策の重要性を痛感!竹中工務店が実施した2万台のPCを守る方法とは

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]