Microsoftの「Live Mesh」サービスは、まだ正式にはMacに対応していない。しかし、同社は、新たに3カ国で、招待がなくても同サービスが利用可能になったと発表した。
Microsoftは ブログ投稿の中で、カナダ、インド、アイルランドの3カ国で利用可能になったと発表した。同サービスは、すでに米国、英国、オーストラリア、ニュージーランドで利用可能だ。
Live Meshは、クラウドベースのアプリケーションがデスクトップコンポーネントを持つことを可能にしたり、デスクトップアプリケーションをクラウドに取り込むことや異なるデバイス間での同期ができたりするサービスにいずれなることを目的としている。しかし、現時点では、主に複数のコンピュータ間でデータを同期化する手段として利用されている。
Microsoftのサイト上には、何度かLive Meshクライアントの初期Mac版へのリンクが掲載されたが、同社はすぐに削除している。
カナダ、インド、アイルランドでは、Live Meshサービスを利用する際に既存ユーザーからの招待は必要ないが、国ごとに人数制限があるため、興味のある人は急いだ方がいいだろう。Microsoftは10月に開催されるProfessional Developers Conference前にLive Meshのテストを拡大し、その時点で複数の新機能が追加されると見られる。
またLive Meshチームは、先週、現行サービスにおけるいくつかの制限に関する興味深いブログを投稿した。例えば、Live Folderでは、各ファイルの容量は2Gバイトを超えてはならないが、最大10Gバイト分のコンテンツの保存が可能だ(クラウドベースのLive Desktopでは、保存可能なデータ容量が依然として5Gバイトに制限されている)。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ