Motorolaの一般消費者向けモバイル製品部門のトップだったRob Shaddock氏が辞職したことを、同社が認めた。
英国時間8月20日、同社の広報担当者はZDNet.co.ukの取材に対し、2008年4月にモバイル機器部門のシニアバイスプレジデントに就任したShaddock氏は「チームの大事なメンバー」だったと語った。Shaddock氏の後任はベテランのJohn Cipolla氏で、「スムーズな」交代になる見込みだという。
Motorolaの携帯電話端末部門は現在、分離独立による子会社化が進められており、8月初めにはQualcommの元幹部であるSanjay Jha氏が同部門の最高経営責任者(CEO)に就任した。
シカゴ近郊に本社を置く大手通信機器メーカーのMotorolaは、この1〜2年、業績の低迷に苦しめられている。2004年の端末「RAZR」以来、ヒットに恵まれていないというのが、同社に対する一般的なイメージだ。この1年間にも、2人の最高技術責任者(CTO)、最高戦略責任者(CSO)、CEOなど、主要幹部数人が同社を去っている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ