1年半で190点の点数アップ--オトナの試験勉強 TOEIC編

西林雅友

2008-09-03 08:00

 約10年前のこと。私は外資系通信会社に入社し、マーケティング部に配属されました。面接時には英語についての質問もなく、こちらも全く気にしていなかったのに…… よくある話かもしれませんが、入社して間もなく、突然マーケティングのディレクターが本社から出向してきた外国人になったのです!

 当時の私にとってはかなりの衝撃でした。私は海外留学の経験があるわけでもなく、仕事上で英語を使うとは夢にも思わなかったからです。それが周りを見渡すと、当時のマーケティング部の大半は海外に滞在した経験があり、英語が堪能な人が多かったのです。あせっているのは私を含めほんの少数派でした。

 救いだったのは、私も多少なりとも英語に興味があったのと、業務上大きな支障はなかった点です。英語を使うのは、報告資料を読んだり、承認用の資料を英語で作成する程度。しかし、これで安心してはいられません。何年後かには必要になるだろうと思い、これを機に本格的に勉強することにしました。

TOEICに挑戦

 2006年9月、まず手始めに自分の実力を知るべくTOEICに挑戦しました。結果は、リスニング320点、リーディング195点で、トータルスコアが515点。その後、「1年に何回受ける気?」と家族に言われながらもTOEICを受け続け、1年6カ月後の2008年3月に受けた6回目のTOEICで、リスニング415点、リーディング290点、トータルスコア705点を獲得しました。最初の試験から190点の点数アップです。

 これは特に自慢できるような点数ではありませんし、私自身も満足してはいません。来年には800点を取り、最終的には英語力レベルAとされる860点を目指して現在も勉強中です。

勉強法は?

 860点までの道のりはまだ遠いのですが、直近の約半年間を振り返り、効果があったと思われる勉強法をここで紹介したいと思います。特にTOEIC初心者の方には参考になるかもしれません。

 私の英語勉強は、以下の3点です。

  1. リーディング:仕事に関係する英語の記事やブログを読む
  2. リスニング:NHKのビジネス英語
  3. リーディング:英語学校

 1.については、英字新聞を都度購入し、自分の興味のある記事や仕事に関係の高そうな分野の記事を1〜2つだけ選んで読んでいます。特に大きなニュースがあった日は、なるべく買うようにしています。定期購読だと配達されるので便利ですが、毎日だと途中で嫌になってしまいそうなので、今のスタイルにしています。

 また、Tech Crunchのメールマガジンも読んでいます。これは内容も短いのでお薦めです。かなり前ですが、「梅田望夫・英語で読むITトレンド」でも勉強していました。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]