マイクロソフト、9月の月例パッチを予告--緊急レベルが4件

文:Robert Vamosi(Special to CNET News.com) 翻訳校正:編集部

2008-09-05 12:19

 Microsoftは米国時間9月4日、Patch Tuesday(同社が最新パッチを公開する毎月第2火曜日)向けの4件のセキュリティ情報を事前に発表した。この発表は、Patch Tuesday前に、各企業のIT部門に注意を促すのが目的だ。これら4件の深刻度は、いずれも最も深刻な「緊急」となっている。

 緊急レベルのパッチのうち、2件が「Windows Media Player」、1件が「Windows」、1件が「Microsoft Office」の脆弱性に対応する。これらの脆弱性は、いずれも遠隔地からのコード実行に悪用される恐れがある。

 Microsoftは10月から、新たに発見された脆弱性に関する技術的詳細をソフトウェアメーカーに事前に提供し、メーカーが脆弱性の一般公表前に製品をアップデートできるようにする試みを開始する。またMicrosoftは同月、各セキュリティ情報にExploitability Indexを付し、システム管理者らがパッチに優先順位を付けられるようにするサービスも開始する。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]