現在TOEIC挑戦中、まずは4カ月で665点から710点に--オトナの試験勉強 TOEIC編 - (page 3)

村上アキオ

2008-10-15 08:00

4カ月後の再チャレンジ

 そうこうしているうちに第2回目の受験がやってきました。受験前に再度「TOEICテストこれ1冊で全パートをモノにする」をやるつもりでしたが、受験直前に仕事が立て込んでしまい、できませんでした。受験は2回目と言うこともあり、あまり緊張せずに受けることができました。リスニングは前回よりも格段に内容が聞き取れ、問題を理解して解答を選ぶことができました。しかし、リーディングはやはりいっぱいいっぱい。文法・語彙問題は確信を持って答えを選ぶことができず、「えーい、たぶんこれだ!」と勘で選ぶ始末。長文読解も最後に時間がなくなってしまいました。

 結果は710点でした。前回から45点アップしましたが、どうも残念な思いがします。それは、リスニングが330点から390点へとアップしたものの、リーディングが逆に335点から320点に下がってしまったからです。やる気のなさに起因する勉強の質の低下がここに出たような気がしました。地道に単語を覚えて、文法問題を解くべきだったのか……。リスニングの結果がよかっただけに、少し後悔しました。

現在の僕、そして今後の勉強法

 現在僕は、「速読速聴・英単語Daily1500」の上級版に当たる「速読速聴・英単語Core1900」を使って勉強しています。長期間に及ぶTOEICの勉強では、やる気を高く維持することがとても重要だと感じています。特に仕事が忙しくて帰宅が遅くなると、どうしても朝早く起きられず、朝1時間の勉強時間が取れません。ほんの少しでも毎日勉強を続けるべきだと分かっていても、15分ほどしか時間が取れないとあきらめてそのまま会社に向かってしまうこともあります。時間は意識して作り出さないと、どんどんと少なくなってしまいます。

 また、勉強法の限界も感じました。テキスト中心の勉強では、僕の場合がんばっても800点あたりが限度ではないかと感じています。その後はTOEICの勉強を続けながら、英語のニュースサイトを読み、英語のテレビ番組や映画を視聴するなど、別の角度からの勉強が必要になるでしょう。もちろん、実際に外国人と会話して、仕事で使える英語力を養っていくことも大切です。10カ月ほどTOEICの勉強を続けてきましたが、まだ広大な英語の世界の入り口に立っているに過ぎないような気がしています。

勉強ツールとその活用度 「TOEICテストこれ1冊で全パートをモノにする」こう書房(活用度100%)
「速読速聴・英単語 Daily1500」Z会(80%)
「TOEIC TESTリーディングの鉄則」講談社インターナショナル(70%)
「速読速聴・英単語Core1900」Z会(勉強中)
期間中の焦り度 70%
勉強熱心度 70%
結果 665点(2008年3月)→ 710点(2008年7月)
結果満足度 70%
勉強の質を高めればもっと上に行ったのでは……。自分の弱点が分からなくなってきました。

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