Firefox用拡張機能「Greasemonkey」、Google Chromeに対応

文:Stephen Shankland(CNET News.com) 翻訳校正:編集部

2008-10-21 12:08

 ウェブを多用する「Firefox」ユーザーの間で人気のカスタマイズツール「Greasemonkey」がオープンソースブラウザ「Google Chrome」向けにも提供される。

 Greasemonkeyの作者で、「Google Gears」に取り組むGoogleのプログラマーAaron Boodmans氏が、Chrome向けGreasemonkeyを作成した。このたびの変更はGoogle Operating Systemブログに記されている。

 現段階でGreasemonkeyを使用するには、Chromeの開発者向けバージョンを使用し、プログラムへのショートカットに「--enable-greasemonkey」フラグを追加する必要がある。

 Greasemonkeyを使うと、ウェブページの体裁を整えるスクリプトを実行できる。かつてGoogleのGmailサービスに「Delete」ボタンがなかった頃、Firefox向けのGreasemonkeyをインストールし、特定のスクリプトをダウンロードして、カスタマイズすることができた。

 Googleは、特定のGreasemonkeyスクリプトの実行を一部のページに限定したり、ブラウザが実行中のスクリプトをアップデートできるようにしたりするなど、Greasemonkeyのサポートを強化する予定。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]