“快適さ”よりも“エコ”重視!--コクヨが作った究極の「エコオフィス」を見てきた - 21/21

柴田克己(編集部)

2008-11-20 21:01

 コクヨは11月20日、オフィスにおけるCO2排出量を削減するとともに、従業員が環境を意識しつつ創造性、生産性を高めることを目指した実験オフィス「エコライブオフィス品川」を、コクヨ東京ショールーム内に開設した。設置場所はショールーム内だが、ここでは約140名の同社営業部員とファニチャー開発部員が実際に仕事を行っているという。コクヨによれば、「オフィスの快適性よりも環境負荷の軽減を重視して、環境に配慮した新たなワークスタイルを取り入れた実験オフィス」とのことで、随所に徹底した環境配慮の工夫がなされている。写真は、エコライブオフィスの一部。一見、オープンな休憩スペースのようだが……。
 自分で使う電力は、自らペダルを踏んで作り出すのが、この机のオキテ。運動するのでメタボ対策にもなって一石二鳥……? ちなみにコクヨは、この「エコライブオフィス品川」での取り組みで、同社従来比で年間約41.5%(約56トン)のCO2排出量削減を行うとしている。コクヨ社長の黒田章裕氏は、「企業におけるCO2削減においては、工場や輸送関連などが中心に考えられがちだが、オフィスワークにおいても、自然や環境への影響を意識しながら、アウトプットの質を高めていける“エコワーカー”へと従業員の意識を変えて行くことが“価値”と認めてもらえればうれしい」と語る。コクヨでは、この実験オフィスでの成果を検証した上で、将来、商品化やサービス提供を目指すとしている。

 自分で使う電力は、自らペダルを踏んで作り出すのが、この机のオキテ。運動するのでメタボ対策にもなって一石二鳥……? ちなみにコクヨは、この「エコライブオフィス品川」での取り組みで、同社従来比で年間約41.5%(約56トン)のCO2排出量削減を行うとしている。コクヨ社長の黒田章裕氏は、「企業におけるCO2削減においては、工場や輸送関連などが中心に考えられがちだが、オフィスワークにおいても、自然や環境への影響を意識しながら、アウトプットの質を高めていける“エコワーカー”へと従業員の意識を変えて行くことが“価値”と認めてもらえればうれしい」と語る。コクヨでは、この実験オフィスでの成果を検証した上で、将来、商品化やサービス提供を目指すとしている。

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