――JavaFXは今後、より多くのデバイスに搭載され、さらに多くの消費者にアクセスしやすくなると考えてもよいのでしょうか?
JavaFXは携帯電話やNetbook、自動車のダッシュボード、コンシューマー向けエレクトロニクス製品、デスクトップPCにまで搭載される共通のプラットフォームとなるでしょう。今日ではまだニッチな分野に見えるかもしれませんが、現金自動預け払い機(ATM)やガソリンスタンドの給油ポンプ、電光掲示板にいたるまで、インターネットの市場は人類規模や地球規模と言ってよいほど大きなものなのです。このため、われわれはJavaFXをインターネットが進出する分野すべてで提供するつもりです。われわれは、こういった機器すべてを今すぐ挙げることができるとは考えていません。10年前に、フォトフレームや自動車がインターネットに接続されるかどうかなど、答えられる人はいなかったはずです。しかし現在ではそういったことは至極当たり前のこととなっています。電器店に行ってみれば、JavaFXがどういったものに利用されるようになるのかが想像できるはずです。
――例えばおもちゃといったものでしょうか?
3~4年前には人目を引くための小道具だったものの多くが、現在ではそうではなくなっています。こういったものは実際に興味深く、素晴らしいものとなっています。センサーを使ったものからゲームのためのものにいたるまで、すべてのプラットフォームが進化しているのです--現在起こっていることは信じがたいほど素晴らしく、われわれは今までよりももっと幅広いかたちでそれにかかわっていきたいと考えているのです。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ