聖なる夜は誰とすごしますか?--エリック松永の英語道場(15) - (page 2)

エリック松永

2008-12-22 08:00

 Times Squareでは、ド派手なCountdownでニューヨーカーがバカ騒ぎします。実際のCountdownまでイベントが続き、「3、2、1、Happy New Year!!!」で周りの人と抱き合って新年を祝います。日本ではそこから初詣、年賀状、おせち料理に親族へのごあいさつと祝日モードが続きますが、アメリカではCountdownの熱狂を最後にHoliday気分はおしまい。すぐにみんな普通の生活に戻っていくのです。

 アメリカでは通常、1月2日から普通にビジネスが始まります。このように、アメリカのChristmas Holidayと日本のNew Year Holidayは感覚が異なりますし、海外の人との関係作りの中で各国のHoliday Seasonについて話してみるのもいいと思います。日本の新年については、かなり興味をもたれると思いますよ。より良い関係作りのために、そして新年早々仕事の国際電話が入ってこないようにするためにも、一度日本の風習を海外に情報発信してみてはいかがでしょう。

クリスマスをテーマにした素敵な映画

 クリスマスがテーマとなった映画に、2004年公開の「Love Actually」という素敵なRomantic Comedyがあります。ロンドンを舞台に、クリスマスまでの19人の男女のラブストーリーが同時進行していく映画です。内容はご覧になってのお楽しみですので言及しませんが、クリスマスの暖かさは、恋人さえいれば感じるという単純なものではなく、もっと身近な幸せから感じるものだと思い起こさせてくれる素敵な映画です。クリスマスを扱った映画はたくさんありますので、この時期いろいろ観てみるのも面白いかもしれませんね。

よいお年を!

 6月から始まったこの連載も、無事15回目を迎えることができました。これも皆さま読者の方々の支えのおかげです。今年は、ビジネスで英語に関わる(だろう)方を対象に、身近なテーマを気ままに選び、英語に親しみを持ってもらおうという気持ちで書いてきました。来年は、より体系的に英語が学べるような連載にしたいと考えています。この半年間、どうもありがとうございました。2009年もよろしくお願いします。

Merry Christmas & Happy New Year,
Eric

Eric
筆者紹介

エリック松永(Eric Matsunaga)
Berklee College of Music、青山学院大学大学院国際政治経済学研究科(修士)卒業。19世紀の米国二大発明家Graham Bellを起源に持つ米国最大の通信会社AT&Tにて、先進的なネットワークコンサルティングの領域を開拓。その後アクセンチュアにて、通信分野を柱に、エンターテインメントと通信を活用した新事業のコンサルティングをグローバルレベルで展開する。現在、通信業界を対象にした経営コンサルタントとして活躍中。

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