ComScoreは米国時間12月19日、11月の検索クエリシェアの数字を公表した。これはLive Searchにとって朗報ではなかった。
ComScoreのデータは米国市場に関するものである。11月に実施された123億件のコア検索のうち、Googleのサイトが63.5%のシェア(10月から0.4%上昇)を有していた。Yahooのサイトは20.4%を占めていた。Microsoftのサイトは8.3%であった。YahooとMicrosoftは両社とも11月にシェアを失っている。ComScoreによると、Yahooは0.1パーセント、Microsoftは0.2%のシェアを失ったという。
実施されたクエリ件数については、検索エンジンベンダーのトップ3全社とも、2008年10月から減少をみせた。(ComScoreはこの原因を11月は10月より日数が少ないからだとしている。)Googleサイトは78億件のコア検索を処理した。Yahooサイトは25億件、そしてMicrosoftサイトは約10億件を処理した。ここではMicrosoftの件数は前月比で6%減少している。(比較のためにGoogleは2%、Yahooは3%の減少をみせた。)
この10%というシェアを突破することが、Microsoftにとってはますます手ごわい壁となってきているようだ…。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ