アプライド マテリアルズ、第1会計四半期の損失拡大見通しを発表

文:Brooke Crothers(Special to CNET News.com) 翻訳校正:緒方亮、小林理子 2009年02月03日 12時04分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 半導体製造設備の最大手であるApplied Materialsは米国時間2月2日、2009会計年度第1四半期(1月25日締め)の損失の見通しについて発表を行った。同社は大きな要因の1つとして、顧客が支払いを完了できない不良債権を引き合いに出している。

 同社は、第1会計四半期において、1株当たり9セントから11セントの純損失を計上することになると語った。同社は2008年11月12日にコスト削減プログラムと関連して、事業再編成の費用は最大でおよそ1億3300万ドル(1株当たり6セント)になると述べていた。その際、同社は1800人(全従業員の約12%)の人員削減を行うと述べていた。

 損失拡大に関してAppliedは2日の発表で、「2008年11月2日の時点で、第1会計四半期の希薄化後1株当たりの収益目標を0.00〜0.04ドルに設定していた。この目標には、上記の費用が含まれていなかった。当時はこれが認識されておらず、見積もることはできなかった」と述べている。

 同社は発表の中で、2番目に大きな費目は「一部顧客の悪化した財務状況に関連する回収が疑わしい売掛金勘定」の4800万ドル(1株当たり2セント)だと述べている。また、追加の在庫負担となる2000万ドル(1株当たり1セント)は、半導体製品とディスプレイ製品の需要低迷によるものだとしている。

 Appliedによると、第1会計四半期の純売上高はおよそ13億3000万ドルになると予想されており、これは2008会計年度第4四半期から35%の減少だが、事前に発表されていた25〜35%減という目標にぎりぎり収まっているという。同社は実際の決算について2月10日に発表し検討を行う予定だ。

 Appliedは操業停止を含むコスト削減を引き続き追求する。発表では「当社は、空前の事業状況に対応して、操業停止や追加の事業再編活動など、コスト削減プログラムを引き続き実施する予定だ」と述べている。

 関連するニュースとして、Semiconductor Industry Association(SIA)による2日の発表によると、チップの主要分野ほぼ全体にわたる需要の急落により、2008年12月の世界のチップ売り上げは、前年同月比で22%下落している。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連キーワード
経営

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算