Microsoftの「ActiveSync」ライセンス提供プログラムは、引き続き全力で前進している。
Appleは昨年、さらに優れたシンクロナイゼーションをExchange ServerとiPhoneとの間で可能とするためにActiveSyncのライセンスを取得したことを認めている。ActiveSyncは、Microsoftのウェブサイトでの説明によると「電子メールのメッセージ、スケジュール、連絡先、タスクリスト、その他のExchange Serverメールボックスデータについて『無線の』アクセスを可能とする通信プロトコル」であるという。
Microsoftは米国時間2月9日、Googleが最新のActiveSyncライセンス取得者となったことを発表した。GoogleはどうやらExchangeと同社が新たに発表した「Google Sync」サービスとの間の密接なシンクロナイゼーションを可能とするためにActiveSyncのライセンスを取得したようだ。
(明確にするために:GoogleはActiveSyncのライセンスを取得するとは発表していない;Microsoftが同社に代わりこれを発表している。9日のGoogleブログにおける発表では、ActiveSyncについては一切触れられていない。そのかわり同記事は「Windows Mobile」について言及している。)
GoogleのGoogle Syncは、実にMicrosoftが来週バルセロナで開催するWorld Mobile Congress展示会でローンチされる予定の「Microsoft My Phone(Skybox)」サービスのような印象を与えている。
MicrosoftはActiveSyncを、Nokia、Palm、Sony、Ericsson、その他を含む複数のモバイルベンダーに対してライセンス供与している。MicrosoftがActiveSyncのライセンス取得者から徴収している標準料金は、10万ドル「あるいは初年度のロイヤルティーのいずれか高いほうとなり、その後は1台あたりのロイヤルティーとなる」という。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ