クアルコムとノキア、3Gスマートフォンの開発で提携

文:Marguerite Reardon(CNET News.com) 翻訳校正:緒方亮、福岡洋一 2009年02月18日 12時05分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 バルセロナ発--携帯機器向けチップメーカーのQualcommと携帯電話機メーカーのNokiaは、ついに和解したようだ。

 かつて法廷で厳しく対立した両社だが、バルセロナで開催中のGSMA Mobile World Congress 2009において現地時間2月17日、北米市場向けの3Gスマートフォンの技術開発で提携することを発表した。

 新しいスマートフォンは、Symbian OS用のNokiaのアプリケーションプラットフォーム「S60」と、Qualcommの「Mobile Station Modem」技術を採用した同社の最新チップセットを搭載する。両社によると、この共同開発から生まれる最初のモバイル機器は2010年中ごろに登場することになりそうだという。また、新しい機器は、新たに設立されたSymbian Foundationが開発する技術と互換性をもつ。

 Nokiaの最高経営責任者(CEO)Olli-Pekka Kallasvuo氏は、17日午前に行った基調講演でこの提携を自賛し、さらなる提携の必要性について述べた。

 「われわれは変化に対し開かれた態度でいる必要がある」と、Kallasvuo氏は語った。「これまでとは違ったさまざまなかたちで、競争相手やパートナー企業と連携しなければならない」

 もちろん、NokiaとQualcommの組み合わせは、訴訟でやり合った過去をちょっとした驚きではある。両社は約3年の間、特許ライセンスや特許使用料の権利をめぐって争ったのだ。互いに相手を提訴したが最終的には2008年7月に、法律に関する相違点について両社は和解した。その中でNokiaは、過去の分だけでなく将来についても、Qualcommに特許権使用料を支払うことで合意している。このとき、金銭面での条件についての公式な発表は行われなかった。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
経営

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
ハードから読み解くITトレンド放談
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
Gartner Symposium
企業決算
ソフトウェア開発パラダイムの進化
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化