Microsoftは米国時間2月23日に報じられたExcelに存在するコード実行の脆弱性について認め、脆弱性を持つシステムのリストを広げた。
MicrosoftはこのSymantecが発見したコード実行脆弱性は存在していると発言した。現在ではこの脆弱性に2009-0238というCVE番号が割り当てられている。同社はまた脆弱性を持つバージョンを、完全にパッチされたExcelの2000以降のバージョンすべてに拡大した。
Microsoftはまた、パッチが提供されるまでの間、この脆弱性を突かれるのを避ける手法に関する情報を提供した。これには、悪意のある文書を無効化するためにMOICEを使用することと、Office 2003以前のExcelファイルを開かないことが含まれている。
Macユーザーも安心はできない。Mac用のOffice 2004およびOffice 2008にも脆弱性が存在しており、MOICEはWindowsでしか提供されていない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ