Linux Foundationがとうとう「Linux.com」を所有することになった。
これまでLinux.comを所有していたSourceforgeは、ドメインをLinux Foundationに移管し、サイトの広告を引き続き販売することに同意した。一方のLinux Foundationは、編集およびコミュニティの管理を実施する(Linux Foundationの発表)。
このニュースは、まさに創造的破壊といえるのではないだろうか。Linux Foundationはサイトを手に入れ、同アドレスの下でニュースやフォーラムを構築する。Sourceforgeは広告を販売し、コストを抑えるチャンスを手に入れた。
Sourceforgeは同サイトでのニュースの掲載を2008年12月に停止している。元Linux.comのライターBruce Byfield氏は1月3日付けのブログ投稿で、最大の収入源を突然絶たれ、記事を買ってくれるところを改めて探さなければならなくなったことをつづっている。このライターはその後も不況の影響で憂き目に逢ったが、米国時間3月3日には新しい雇い先でこのたびの移行のニュースを書いている。
Linux FoundationのエグゼクティブディレクターJim Zemlin氏はSourceforgeを称賛し、ドメイン名を最高額入札者に売ることもできたが、そうせず、まずLinux Foundationに声をかけてきたことに触れた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ