#7:セキュリティ関連の通知がまとめて表示される
Vistaでは、セキュリティ関連のアイコンが通知領域に複数表示され、それぞれのアイコン上で通知が表示されるようになっている。また、セキュリティ設定を変更するために複数のアプリケーションを開く必要がある場合もある。Windows 7では、すべてのセキュリティメッセージが1つのアイコン上で通知されるようになっている。該当アイコンをクリックすると、ファイアウォールやWindows Defender、Windows Updateなどの設定に関するメッセージすべてが表示されるようになっている(図B)。
メッセージボックス内の[Open Action Center]というリンクをクリックすると、推奨されている設定変更を行ったり、該当アプリケーションに関するメッセージを非表示にする(Windowsが認識できないウイルス対策ソフトウェアをインストールしている場合など)ことができる(図C)。
#8:ウィンドウサイズの自動変更機能により、2つのウィンドウを簡単に左右に並べることができる
今日販売されているモニタのほとんどは、映画鑑賞に適したワイドモデルである。また、このタイプのモニタは、画面上で2つのドキュメントを左右に並べて表示するという使い方にも適している。しかし、Vistaで2つのドキュメントを左右に並べて表示するには、ウィンドウサイズを手作業で調整する必要があるのだ。これに対してWindows 7では、ウィンドウを画面の左あるいは右の端にまでドラッグするだけで、カーソルを離した際に画面の左半分あるいは右半分を占めるよう、ウィンドウのサイズが自動的に調整されるようになっているのだ。
さらに便利なことに、ウィンドウをドラッグして画面の端から離せば、元のサイズに戻るのである。これは素晴らしい機能ではないだろうか?