あなたの履歴書を向こう5年間戦えるものにするために--今後必要な開発者スキル10選

文:Justin James(TechRepublic) 翻訳校正:石橋啓一郎

2009-04-10 08:00

 最近の経済の変化から、現在多くの開発者が短期的な仕事を探している。同時に、スキルを習得するために時間とエネルギーを投入するのであれば、そこから確実に最大の収入を生むことが重要だ。ここで紹介する10のスキルのリストは、あなたの履歴書を向こう5年間戦えるものにするために、今すぐ学ぶべきものだ。このリストはとても網羅的とは言えないし、カバーし切れていない業界の分野も非常に大きい(例えば、メインフレームの開発者はカバーされていない)。とはいえ、平均的な主流の開発に対しては、少なくともこれらのスキルの7つを学んでいれば間違いはないだろう。就職の面接で説得力を持って話せるというだけでなく、これらは実際に仕事でも役に立つ。

1: 「ビッグスリー」の1つを学ぶ(.NET、Java、PHP)

 開発業界に(レッドモンドに隕石が落ちるというのに匹敵するような)劇的な変化が起きない限り、ほとんどの開発者は少なくとも開発システムのビッグスリー、すなわち.NET(VB.NETあるいはC#)、Java、PHPのうち少なくとも1つを近い将来に知っておく必要がある。核となる言語を知るだけでは十分ではない。プロジェクトはさまざまな異なる機能を包含するものであり、関連するフレームワークやライブラリもより深く知っておく必要がある。

2: リッチインターネットアプリケーション(RIA)

 ここ数年間、好むと好まざるとに関わらず、Flashは政治家にまぬけな歌を歌わせる単なるアニメーション以上のことに使われている。また、Flashには機能が追加され、FlexやAIRが生み出された。Flashの競合相手であるJavaFxやSilverlightも、機能や性能を高めてきている。ことをより複雑にしているのは、HTML 5がデータベースとの接続を含むあらゆる種類のRIAの機能を取り込んでおり、AJAXにW3Cのお墨付きを与えていることだ。近い将来、RIAのプロフェッショナルであるということは、履歴書を差別化するのに非常に役立つようになるだろう。

3: ウェブ開発

 ウェブ開発は当面なくならない。多くの開発者はウェブを無視するか、与えられた基本的なフレームワークだけを扱うことで満足してしまっている。しかし、本当に「ハードコード」レベルの基礎的な技術を扱うことのできる人材への企業の需要は、より強くなっている。向こう5年間で成功するには、JavaScript、CSS、HTMLを学んでおくのがいいだろう。

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