コンピュータ機器を安全に処分するうえでの10個のティップス - (page 2)

文:Chad Perrin (Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子

2009-04-28 08:00

#3:ストレージデバイスを破壊する

 ストレージデバイスを処分する場合、次に誰が(同じ組織内の人であっても)そのドライブを手にしたとしても情報漏洩の心配がないよう、そのストレージデバイスを物理的に破壊するという究極の手段を採る必要となることもある。そういった場合でも、あなた自身で破壊作業を行うべきではないだろう。あなたに代わって破壊を行ってくれる専門の業者がおり、あなたよりも安全かつ効率的に、ドライブに保存されているデータを復元不能にしてくれるはずだ。あなたのニーズが厳格なものであり、ストレージデバイスの破壊を専門にしている外部の業者に委託することができないというのであれば、社内にそういった業者と同様の機材とスキルを持った専門チームを設置しておくべきだろう。

#4:チェックリストを使用する

 コンピュータ機器の廃棄手順を記載したチェックリストを手元に置いておき、手順を漏らさないようにすべきである。こういったことは、部門全体の廃止などで一度に大量のコンピュータ機器が廃棄される際などに特に重要となるだろう--だが、それ以外の際にも重要となるのである。ただし、チェックリストに頼り切って考えることを放棄してはいけない。対象システムの各詳細や用途、セキュリティに対して考えられ得る危険性について考慮すべきなのである。そして考えられ得る脅威のうち、今後も対処が必要となる可能性のあるものについてはチェックリスト上にその対処方法を追記しておくべきである。チェックリストに追記するべきことは、すべての場合に適用できるものだけというわけではないのだ。

#5:処分対象のシステムを明確に識別できるようにする

 処分対象のシステムには、明確に判断できる「物理的な識別表示」をセキュアなかたちで付けておくべきである。また、その表示は付箋のように容易になくなったり見落とされたりするようなものであってはならない。処分対象のコンピュータ機器のうち、作業が完了していないものについては特定の場所に保管しておき、作業が完了したものは別の場所に保管するよう定めておくことで、過ちを避けられるようになる。例えば、処分作業が済んでいないワークステーションは机の上に置いておき、サーバはラック内に設置しておくのだ(少なくともハードディスクの内容を完全に消去するまでは移設を避け、そのシステムが必要とする電源やインターフェース機器を接続した状態にしておくべきだろう)。こうすることで後継システムのために設置場所を空けなければならないというプレッシャも感じるようになるため、処分作業を実施しなければならないという切迫感が感じられるようになるはずだ。

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