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新着記事集:「負荷分散」

Windows 7へのアップグレード計画中に考慮すべき10の問題

文:Debra Littlejohn Shinder 翻訳校正:石橋啓一郎

2009-05-12 08:00

 Windows 7はまだリリースされていないが、Windows 7にまつわる話題の量からして、多くの人が市場に出まわり次第アップグレードしようとウズウズしているようだ。

 熱意があるのは分かるが、Dimensional Researchによる調査については知っておいた方がいいだろう。この調査によれば、1100人のITプロフェッショナルのうち84%は、2010年中はWindows 7にアップグレードする予定はないと述べている。16%が12ヶ月間以内にアップグレードを行う意向であり、42%は12ヶ月後から24ヶ月後の間にアップグレードする予定だという。さらに、43%はWindows 7へのアップグレードを遅らせる理由の1つは、現在の不景気にあると述べている。従って、2010年中に経済が上向けば、アップグレードする人数は変わってくるかも知れない。また、依然として大多数の企業で利用されているWindows XPのメインストリームサポートが2009年4月に終了したことで、一部の企業は影響を受け、早めのアップグレードを行う可能性もある。

 遅かれ早かれ、ほとんどの家庭ユーザーと企業は現在のオペレーティングシステムをWindows 7にアップグレードする可能性が高い。この記事では、Windows 7へのアップグレードの計画を始める際に、気にとめておくべき10の問題を説明する。

1: 新しいハードウェアを買う必要はあるか?

 多くの人は、オペレーティングシステムのアップグレードは、新しいコンピュータを買う必要があるということと同義だと思っているか、少なくとも現在のシステムにRAMを足す必要があり、ハードディスクも大きくしなくてはならないのだと思っている。これは、これまでのあらゆる新しいバージョンのWindowsが、前のバージョンよりも多くのディスク容量とメモリを必要としたためだ。

 では、Windows 7を使いたければ、新しいハードウェアを買う必要があるのだろうか?これは場合による。Microsoftの示しているWindows 7 Release Candidateに対するハードウェア推奨要件は、1GHzのプロセッサ、少なくとも1GバイトのRAM、DirectX 9.0をサポートしていること、16Gバイトのハードディスク容量、そして128MBのグラフィックメモリ(Aero利用の場合)だ。これらの要件は、Vista Home Premium/Business/Enterprise/Ultimateのために示されているシステム要件とほぼ同じだ(唯一の違いは、Vistaの要件では必要なハードディスク容量が15Gバイトであることだ)。多くのベータテスターは、Windows 7はパワーの低い(RAMが512Mバイトしかない)マシンでも、Vistaより高速に動作したと報告している。

 経験則として、もしあなたのコンピュータがVistaを許容できる程度に動かせるほどパワフルなものであれば、おそらくWindows 7の動作は同程度か、さらによくなるだろう。もし、現在XPを512MBより少ないRAMか、800MHzより遅いプロセッサで動かしているのであれば、ハードウェアをアップグレードする必要があるだろう。

2: XPから直接アップグレードすることは可能か?

 多くの人はまだWindows XPを使っており、自分のプリファレンスや設定を失わずにWindows 7にアップグレードできるのかを知りたがっている。できなくはない、というのがその答えだ。MicrosoftはWindows XPからWindows 7に上書きアップグレードする手段を提供していない。上書きアップグレードは、Vista SP1以降を動かしている場合にのみ可能となっている。ただし、「User State Migration Tool」を含む「Microsoft Deployment Tool 2010」を使うことによって、ユーザーの設定やアプリケーションを、新しいWindows 7に移行することができる。詳細についてはこの記事を参照して欲しい

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