手法
モデルの前提:
1日当たりの新規メール容量 | 100Mバイト |
電子メールのローカルコピー | なし |
アーカイブ | なし |
1時間当たりのダウンタイムのコスト | 500ドル |
1Gバイト当たりのデータ損失のコスト | 5000ドル |
ネットワーク停止による影響 | 電子メール障害 |
オフィスアプリケーションの前提:
1日当たりの新規ドキュメント容量 | 50Mバイト |
ドキュメントのローカルコピー | なし |
1時間当たりのダウンタイムのコスト | 250ドル |
1Gバイト当たりのデータ損失のコスト | 3万ドル |
ネットワーク停止による影響 | アプリケーションが使えない |
ダウンタイムとデータ損失のコストは、クラウドアプリケーションとローカルアプリケーションを評価するうえで必要不可欠なものとなる。そして、Clarity APを使用することにより、こういったものの感度分析を簡単に実行することができるのだ。
結果
この調査で取り扱っているテスト対象は次の4つである。それらは、(1)単一のネットワーク接続を用いたGoogle Apps、(2)可用性を追求する目的でデュアルネットワーク構成にしたGoogle Apps、(3)内部ディスクストレージを用いたMicrosoftのOfficeとExchange、(4)外部ストレージアレイを用いたMicrosoftのOfficeとExchangeである。
ソリューション | 取得コスト | 運用コスト | 3年間のTCO |
Google Apps | 1300ドル | 1万700ドル | 3万3400ドル |
Google Apps(デュアルネットワーク) | 1300ドル | 1万7400ドル | 5万3500ドル |
Microsoft製品(内部ディスク) | 2万7500ドル | 4万500ドル | 14万8900ドル |
Microsoft製品(外部アレイ) | 6万9100ドル | 4万6500ドル | 20万8800ドル |