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日本IBM、メモリ仮想化に対応したPOWER6+搭載UNIXブレードサーバ新製品を発表

ZDNet Japan Staff

2009-05-13 20:48

 日本IBMは5月12日、CPUにPOWER6+プロセッサを搭載したUNIXブレードサーバの新製品「IBM BladeCenter JS23」「IBM BladeCenter JS43」の2機種を発表した。

 POWER6+を搭載したブレードとしては、ハイエンドに位置する製品で、JS23は4.2GHzデュアルコアPOWER6+を2基搭載。JS43は4基搭載したモデルとなる。最大メモリ容量はJS23で最大64Gバイト、JS43で最大128Gバイトとなっている。

BladeCenter JS43 4.2GHzデュアルコアPOWER6+プロセッサを4基搭載した「IBM BladeCenter JS43」。128Gバイトの大容量メモリが搭載可能。

 また、Power Systemsの仮想化機能群である「PowerVM Enterprise Edition」に、従来のCPU仮想化に加えて、メモリの仮想化を可能にする新機能「Active Memory Shareing」が追加されることが同日発表された。Active Memory Shareingは、実メモリ資源をプールして各OS区画で共有し、ワークロードに応じて再起動を行わずに動的なメモリ割り当てを可能にする機能だ。IBMでは、UNIXサーバ向けに動的なメモリ割り当てを可能にするメモリ仮想化技術は業界初であるとし、この機能により、メモリ資源の使用率を高め、自動化による運用管理コストの削減を実現すると説明している。

 日本IBM理事、パワーシステム事業部長の熊本義信氏は、IBMが提唱する「Dynamic Infrastructure」のコンセプトにおいて、Power Systemsは、堅牢性、柔軟性、コスト抑制において貢献するセグメントであると説明。2009年におけるパワーシステム事業部の方針としては、厳しい経済環境の中で限定されるユーザー企業のIT予算を有効に活用することを支援するとし、「仮想化によるサーバ統合の推進」「高性能製品による他社製品からの置き換えの促進」「スムーズな導入・移行サービスの提供」を具体的な施策を元に推進していくと述べた。

 スムーズな導入や移行を支援する施策としては、無償のアセスメントサービスの実施、仮想化検証センターの拡充、パートナーとの協業推進などにより、基幹業務のシステム移行に伴うリスクや技術面に対する不安の払拭を行っていくという。また、価格面でも、Power Systems製品のリースにあたって、PA-RISC/SPARC/Itanium/MIPS/Alpha搭載の他社製UNIXサーバ製品の下取り価格を引き上げる施策を行うほか、リース初年度の支払額を総支払額の10%に抑える「Fast 10リース・ファイナンシング」、リース開始から6カ月間の支払いを据え置く「半年据え置きキャンペーン」などを実施して、ユーザーの積極的な導入を促すという。

 価格は、IBM BladeCenter JS23が147万6825円より。JS43が295万4700円より。Active Memory Shareingを搭載するPowerVM Enterprise Edition(AIX、IBM i、Linux対応)が、最小構成の5万4495円より。

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