フォトレポート:「NTT CS研オープンハウス×未来想論2009」--新型インフルの影響で完全オンラインイベントに - 3/7

板倉一也(編集部)

2009-06-03 20:37

NTTコミュニケーション科学基礎研究所は、6月4日、5日に開催を予定していた「NTT CS研オープンハウス×未来想論2009」について、新型インフルエンザの影響を考慮して実地開催を中止し、オンラインイベントとして開催する。 詳細は6月4日正午よりこちらから見ることができる。この記事では、オンライン開催に先駆けて行われた内覧会での模様を写真でお送りする。もし興味が引かれる研究があれば、イベントサイトへアクセスしてみるといいだろう。 「センサでわかる人の日常行動」  「人が何をしているか」を、手首に取り付けたコンパクトなセンサから読み取ろうとする試み。近年「ライフログ」と呼ばれるユーザーの生活記録のデジタルデータ化が注目されているが、もしこのセンサが実用化されれば、そのデータを元に、ユーザーの行動に応じたサービスの提供といった新たなビジネスが可能になるかもしれない。
「最新の医療を知る手助けをします」

 たとえば「インフルエンザに効く薬」に関する最新の情報をインターネット上で探したい場合、英語など他言語の研究論文などについても日本語を使って検索ができれば便利だろう。この研究では、多言語でネット上に掲載されている専門的な情報を、一般の人が母国語で理解できるよう支援するシステムの実現を目指しているという。

 デモシステムでは、特定の病名などを日本語で検索フォームに入力すると、その言葉を他言語に翻訳、論文検索、機械翻訳、専門用語抽出、意味段落付与などを行って、日本語を母国語とする利用者が読み取りやすい形に提示するといった処理が可能になっていた。

 将来的には、専門家でなくとも、さまざまな言語でインターネット上に存在する最新の医療情報にアクセスし、その内容を理解することができるようになることを目指しているという。医療分野以外にも応用が利きそうな研究だ。

「最新の医療を知る手助けをします」

 たとえば「インフルエンザに効く薬」に関する最新の情報をインターネット上で探したい場合、英語など他言語の研究論文などについても日本語を使って検索ができれば便利だろう。この研究では、多言語でネット上に掲載されている専門的な情報を、一般の人が母国語で理解できるよう支援するシステムの実現を目指しているという。

 デモシステムでは、特定の病名などを日本語で検索フォームに入力すると、その言葉を他言語に翻訳、論文検索、機械翻訳、専門用語抽出、意味段落付与などを行って、日本語を母国語とする利用者が読み取りやすい形に提示するといった処理が可能になっていた。

 将来的には、専門家でなくとも、さまざまな言語でインターネット上に存在する最新の医療情報にアクセスし、その内容を理解することができるようになることを目指しているという。医療分野以外にも応用が利きそうな研究だ。

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