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「わが社の業績が上がらないのは何故だ!」--その理由を論理的に考える方法 - (page 3)

梅田正隆(ロビンソン)

2009-06-26 15:15

グルーピングのメリット

 グルーピングの一例を示そう。あなたは、あるレストランの店長だ。あなたの手元に次のような顧客アンケートの集計結果が届いたとする。あなたは、このアンケートを論理的に整理し、オーナーに報告しなければならない。どのように整理すれば良いだろうか。

レストランで回収したアンケートの内容 レストランで回収したアンケートの内容

 みごとにクレームだらけである。ここまで酷いレストランはなかなかないだろうが、これは例なのでお許しいただきたい。

 さて、これを見て最初に思いつくのは、たぶん「料理」か「料理以外」に分けて整理することではないだろうか。

「料理」と「料理以外」の要素に分類して整理してみた 「料理」と「料理以外」の要素に分類して整理してみた

 これ以外にも、たとえば「人やサービス」といったソフトに関すること、「設備や施設」といったハードに関することに分けて整理することができる。

ソフトとハードの要素に分解して整理してみた ソフトとハードの要素に分解して整理してみた

 このようにハードについては、コストの大きさで整理することも可能だ。これ以外にも、対策がすぐに行えるもの、そうでないもので整理したり、対策の難易度によって整理するという方法もある。すぐに対策が打てるものから先に実行に移せば、少しはましなレストランになるだろう。

 課題について、どんなグループに分けて整理すれば「漏れなく、重複することなく」事実を正確に把握できるか。これが論理的思考の基本となる。ビジネスの現場において課題を分析したり、報告書を作成する際などに、こうした考え方を試していただきたい。

 次回も、ひきつづきビジネスシーンにおいて、論理的思考の補助となるフレームワークについて紹介しよう。

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