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あなたの周りにもいるかもしれない最凶の生物--ITマネージャー編 - (page 4)

文:Jeff Dray(Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子

2009-06-30 08:00

#8:プロキュレーター・アミカス・ポティッシマス(Procurator Amicus Potissimus)

和名:「ほんとうのともだち」マネージャー

 この種は、赤ら顔の太ったマネージャーの姿をしており、何の貸し借りもないにもかかわらず、気安く人の背中を叩きながら厚意を要求するのだ。その要求は、友情という名の下に投げかけられる理不尽なものであるものの、その引き換えとして子供の誕生日パーティーに招いてくれたりもする。あなたが「子」の付く肉のバーベキュー以外、子の付くものが大嫌いであったとしてもだ。

 プロキュレーター・アミカス・ポティッシマスは、たとえ不適切な場であったとしても姓ではなく名前を使って気安く呼びかけてくる。それだけに無礼な態度は取りづらい。しかし、この前のセールスセミナーやゴルフトーナメントで過ごした素晴らしい時間についての話が始まると、あなたとしては頭をかきむしりたくなるかもしれない。この情景を目にした周りの人は、あなたが煮えたぎった油に身を投じた方がマシだと感じていることを理解しているものの、プロキュレーター・アミカス・ポティッシマスは自らの関心をあなたと共有できていると感じているのだ。

#9:プロキュレーター・インパシエンス(Procurator Impatiens)

和名:「2分間」マネージャー

 このタイプのマネージャーは、自分がいなかった時に起こったことを報告させるものの、説明が2分を超えた途端に話をさえぎり、「私には時間がないんだ。月曜の朝一番までに報告書にまとめてくれ」という雄叫びの声を上げるのである。たいていの場合、金曜日の夕方5時頃にこういった指示が飛んでくるのだが、別に心配する必要はない。プロキュレーター・インパシエンスは指示を行ったこと自体、すぐに忘れてしまうのである。

 この種はプロキュレーター・ヘディンサンディアの近縁種であり、自分があまりにも忙しく、重要な立場にあるため、詳細なことに構っていられないという印象を人に与えようとする。実のところ、作業のやり方が自分自身でもよく判っていないため、人に任せることに長けているというわけである。プロキュレーター・インパシエンスと仕事をしていても、あなたのニーズが満足されることはなく、ニーズを認識してくれることすらないため、上司としてはあまり良くないだろう。幸いなことに、この種はダウンサイジングの波が押し寄せてきた時に最初に淘汰されるはずである。

#10:プロキュレーター・コンデセンディア(Procurator Condescendia)

和名:「ふんぞり返った」マネージャー

 プロキュレーター・コンデセンディアのように仕事をこなせる者など誰もいない。彼は人類が月に着陸した時、なぜか月面にいたのである。それだけではない。彼はすべての通信システムを設計、構築したのだ。また、彼はカナリーワーフ(ロンドン東部の河岸にある大規模再開発地域)のネットワーク配線工事をプライヤーと綿棒、カクテルスティックのみでやってのけてもいる。さらに、彼は飲み干したビール缶を使って自ら組み上げた自動車に乗り、パリ・ダカール・ラリーで優勝している。彼が釣り上げた魚は世界最大であり、ゴルフのハンディはプロをも凌ぎ、代表取締役とも親しく付き合っているのだ。

 われわれ下の者がどれほど優れていようとも、タスクがどれほどシンプルであろうとも、われわれは彼の究極とも言える高潔な手引きの下で作業を行わなければならないのである。ここでの悩みは、彼の介入によってほとんど常にと言っていいほど問題が引き起こされるという点にある。プロキュレーター・コンデセンディアに覗き込まれると、手元が暗くなり、ハードディスクのジャンパを探すだけでも一苦労することになるのだ。

 プロキュレーター・コンデセンディアを出しゃばらせないようにする簡単な方法は、まったく邪気の無い振りをして、そんなに才能に満ち溢れているのであれば、なぜわれわれのようにつまらない人々と働くのかを尋ねてみればよいだろう。

この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ

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