戦略的に考えるための7つの便利なフレームワーク--お好みは「ハードS」「ソフトS」それとも「4P」?

梅田正隆(ロビンソン) 2009年07月03日 11時00分

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 前回(「わが社の業績が上がらないのは何故だ!」--その理由を論理的に考える方法)は、課題に対する解決策を論理的に導き出すための思考法について考えた。今回は、論理的な思考をビジネスの現場で実践していくにあたって、たいへん便利な道具である「フレームワーク」をいくつか見ていくことにしよう。

 以前、婚活戦略を考えたときにも説明したが、フレームワークとは、さまざまな賢人たちによって考案され、洗練されてきた考え方の「枠組み」である。複雑なことを単純化して考えるための切り口を提供してくれる。あなたが抱えている問題について、整理したり、分析したりするときにも役立つはずだ。

1.「3C分析」のフレームワーク

 すでに、この連載で紹介済みの「3C分析」フレームワークは、「Customer(顧客)」「Competitor(競合)」「Company(自社)」の3つのCを要素として切り分け、自社が進むべき方向性や事業戦略を考えるときに役立つ。

 この道具の使い方は、まず現在のCustomer(顧客あるいは市場)の動きについて記述する。顧客が起点だ。次に、それを受けてCompetitor(競合)は、どのような動きをしているかを記述する。そしてCompany(自社)の現状はどうであるかを記述するとよい。

 外部の動きに対して、自社内部の動きは整合性がとれているかを客観的に見てみる。そのうえで、市場の流れに乗るか、それとも逆手をとるのか。これを決めるのは道具ではなく、人間の仕事になる。

3C分析 シンプルな「3C分析」フレームワーク

 書き込みにくいときは、図のような丸型ではなく、四角形や表形式で表してもよい。プレゼンで説明するときにも、こうしたシンプルな図にして説明すると理解されやすいだろう。

2.5 Forces分析

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