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ディザスタリカバリの対策費用は約1000万円、テスト手法の見直しを--シマンテックレポート

吉澤亨史

2009-07-06 16:36

 シマンテックは7月2日、全世界を対象に実施したディザスタリカバリ(災害対策)の調査結果を発表した。5回目となる今回の調査結果では、ダウンタイムで生じるコストが増大しており、テストの自動化などが必要と訴えている。

 この調査は、独立系市場調査会社であるApplied Research Westが6月、米国、カナダ、欧州、中東、アジア太平洋地域、南米の24カ国にある大企業のIT管理者1650名を対象に実施したもの。

 調査結果によると、ディザスタリカバリにおけるダウンタイムで発生する費用は、世界平均で50万ドル(邦貨換算で約4700万円)、日本の平均は10万ドル(同954万円)となっている。また、回答者のうち93%の企業がディザスタリカバリ計画を実行しなければならない状況にあり、テストの4回に1回は失敗していた。ただし、復旧までの時間は前年の結果より向上している。

 ディザスタリカバリ計画のテストをしない理由としては、「人員の時間的リソースの不足」(48%)、「従業員に支障をおよぼす」(44%)、「予算」(44%)、「顧客に支障をおよぼす」(40%)が挙げられている。また、ディザスタリカバリのテストが顧客と収益に及ぼす影響が大きくなっている点も、テストを敬遠する要因になっている。このためシマンテックは、頻繁に実行でき、ビジネスの運用に支障をきたすことのないディザスタリカバリテストの手法を実施すべきとしている。また、人的ミスと不適切なプロセスがテスト失敗の主な要因であることから、自動化が必要だとした。

 また、ディザスタリカバリ委員会にCIO、CTO、あるいはIT担当役員が参加していると答えたのは全体の70%で、前年の調査から倍増していた。ミッションクリティカルと見なされるアプリケーションが増加していることが大きな要因としている。

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