NTTデータは7月8日、SaaS型コンタクトセンターソリューション「i-lligra(アイリグラ)オンデマンド」の新サービスとして、「IVR(自動音声応答)サービス」を発表した。7月10日より提供を開始し、価格は月額30万円(税抜き)からとなる。
IVRサービスは、顧客からの電話に対し自動音声で応答するサービス。SaaS型ソリューションのため、初期投資を低減できることが特徴。
自動音声応答のガイダンスフローや音声などは柔軟に変更することが可能で、プッシュボタンを利用した分岐フローの作成にも対応する。そのほか、電話の集中でつながらない場合にシステムへ自動転送し、折り返しの予約を受け付ける「コールバック予約サービス」、電話調査や情報配信を大容量回線で一斉にコンテンツ配信できる「自動音声アウトバウンドサービス」といった機能も提供される。
同社では今後、「i-lligraオンデマンド」シリーズで、2012年度末までに20億円の売り上げを目指す。