「Windows 7」の企業向け提供、2009年9月1日に開始

文:Ina Fried(CNET News) 翻訳校正:編集部

2009-07-14 12:04

 MicrosoftのWorldwide Partner Conference初日における最大の関心は「Office」の話題へと向けられていたにもかかわらず、Microsoftは米国時間7月13日、「Windows 7」に関する重要事項を2件発表した。

 同社は、企業顧客はWindows 7を、コードが完成した直後に入手することはできないものの、10月22日の小売店向け発売日に先駆けて入手することができると述べた。同社によると、企業は9月1日からWindows 7を、ボリュームライセンスパートナーに注文が可能になる予定だという。

 またMicrosoftは、期間限定で企業が、「Vista」の時のアップグレード価格から15%以上の割引価格で「Windows 7 Professional」へとアップグレードすることができる、6カ月間のプロモーションを実施する予定であると述べた。

 Microsoftは7月中の同OSの完成に向けて準備中であり、今回の発表はそれに伴うものである。

 しかし新しい調査では、多くの企業がまだVistaに移行していないにもかかわらず、Windows 7へも移行しない可能性が示されている。1000人以上のIT管理者を対象とした調査を実施したQuest Software傘下のScriptLogicによると、10人中6人近くが現時点でWindows 7への移行の予定はないと回答したという。

この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  2. クラウドコンピューティング

    生成 AI の真価を引き出すアプリケーション戦略--ユースケースから導くアプローチ

  3. セキュリティ

    サイバー攻撃の“大規模感染”、調査でみえた2024年の脅威動向と課題解決策

  4. セキュリティ

    従業員のセキュリティ教育の成功に役立つ「従業員教育ToDoリスト」10ステップ

  5. セキュリティ

    IoTデバイスや重要インフラを標的としたサイバー攻撃が増加、2023年下半期グローバル脅威レポート

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]